BABYMETAL〜もう一度BABYMETALを振り返るPART18(GJ)〜
現在世界で活躍中のBABYMETALですが、
ここで、彼女たちが披露してきた曲について一度一つずつ振り返ってみましょう!!
(*動画と歌詞は最後に載せておきます*)
「GJ」は,2ndアルバム「METAL RESISTANCE」に収録され、
2016年にリリースされました。
この「GJ」という曲は「4の歌」と同じ様にリズミカルな曲とも言えると思います。
曲の冒頭は「4の歌」では2・3・4拍子なのに対し、「GJ」では3・3・7拍子で始まります。観客はその音のタイミングに合わせて手を叩きライブの雰囲気へと没入していきます。この曲は個人的に二人のダンスに魅力があると思いますね。
まず、息ぴったりでミラーリングした様なダンスは素晴らしいと思います。
振り付けの多さは見て分かる通り少なくはありません。そして、その1つ1つの振り付けはどれも動作が大きくぴったり合わせるのは容易ではないと思います。
努力もさることながら持ち前のダンスセンスが光る曲です。
声だけ聞くとキャッチーなものに思えてしまうかもしれません。が、重いサウンドと上手くマッチしていて本当に個人的に好みな曲です。
サビ前の「もっともっとほら♫」の場面では、声でも煽る様に観客めがけて歌うのですが、それに合わせて演奏するバックサウンドを聞くと、これもまた煽っているかの様に聞こえてくるのが最高に観客を沸かせますよね。
「超絶、か〜んぺき〜♫」の部分はこの曲で一番好きな場面ですね。
演奏と演奏の間に言葉を入れてタイミングが取りやすく構成されているのが、万人受けされる理由の1つかなと思います。
一般的にBABYMETALは海外人気が高いとされていますが、それを可能にしたのがこの様な曲の形態だと思います。
初見でも観客が乗りやすい音楽というのはJ-POPではありがちなものですが、メタルというジャンルで、さらに世界に発信するとなれば話が変わってきます。
・重いサウンドながら聞きごたえがあり、理解がしやすい演奏。
・J-POP特有の乗りやすいメロディ。
・キレがあり、可愛らしくもあるダンスと光や炎などの会場の演出など目でも楽しめるパフォーマンス。
・歌詞自体の意味を相手に訴えるのではなく、単純な歌詞や歌でありながら複雑な演奏とマッチさせている部分。
思いつく限りでもこれだけは出てきました。
BABYMETALが世界へ羽ばたいた理由は単に「メタルとアイドルの融合」がハマったからではありません。そんな表面的なものだけではうれても一発屋です。世界が認めるわけがありません。メタルというジャンルにおいてはミュージシャン側もファン側も個性やプライドが高く簡単には参入できない世界です。
加えて、それが10代の女の子だとしたらなおさらです。
認められるのには理由があって、それは「曲」、「ダンス」、「歌」、「演奏」、「演出」の全てにおいてあります。
話は戻りますがこの「GJ」はこの前広島で行われた「LEGEND-S 洗礼の儀」で、YUI-METAL不在の中MOA-METALが一人でパフォーマンスしきったことでも話題となりました。どこか寂しく、どこか新鮮なものでもあり、感動できるものでもありました。
あえてYUI-METALのパートを踊らないというのもまさかの展開でしたが、それに応える様に観客が歌い出す場面は非常に素晴らしい光景だなと思いました。
映像化されるのが楽しみな曲ですね!
そんなBABYMETALの代名詞とも言えるこの曲「GJ」は海外の人たちからはどう思われているのでしょうか?
海外の人たちからの反応
二人のことが大好きになってしまう曲だ。
メロディが頭から離れないよ
手拍子が楽しくてまたライブに行きたいよ
この曲を嫌がる人はどこを探しても見つからないね
など海外人気もありそうな曲でした。
(↑36秒ほどから開始)
歌詞
1step! 2step! リフトアップ!
世間の荒波 サーフで泳いで
Dive! Dive! Dive! Dive! Let's go!
もっともっとホラ もっともっとホラ
持ち上げて
イライラなんていらないです! Death!
気軽に take it easy
上出来~!
モヤモヤなんていいことナイ!ナイ!
ノーテンキな自分がナンバーワン