BABYMETAL〜祝SU-METAL20歳&広島すぅ誕祭〜
BABYMETALとして活動してもう7年の歳月が経ちました。
始まりは中等部の頃に所属していた「さくら学院」でした。その頃は「中元すず香」として活動しており、アイドルとしての実力を着々とつけていきました。
SU-METALの歌声はBABYMETAL結成当時前からも定評があり、アイドル界では上位に入るのではとまで言われていました。
そのズバぬけた歌唱力とリズム感覚はBABYMETAL結成後さらに磨かれることとなりました。
「さくら学院」としての活動と「BABYMETAL」としての活動には同じアイドルであっても方向性が違う「幅」があるために、SU-METALの経験値を数段、数十段と上げる要因となりました。
BABYMETALが始動すると徐々に知名度が上昇していき、
重音サウンドに負けない歌声はファンの心を掴み躍動させていきました。
数々のライブ演出とバックサウンド、赤と黒に統一されたBABYMETALのアーティストカラー、「狐」という象徴、そしてBABYMETALの3人が作り出す世界観はTV露出が殆どないにもかかわらず最年少武道館の記録を打ち出し、さらには海外へと活動拠点を移す世界的アーティストへの道を進んでいきました。
その当時まだ平均16歳という若さです。
正直日本では『BABYMETAL』はその見た目と様子からBABYを連想されがちで、単にアイドルユニットとしての認識されていることの方が多いのが悔しい限りです。
BABYMETALの中身を見てみれば、
ワールドツアー、超BIGアーティストのサポートアクトやオープニングアクト、海外野外メタル&ロックフェスなど度重なるハイレベルな場所での活動がこの数年でさらに彼女たちのポテンシャルを高めたと思います。
BABYMETALはこの7年間で出したCDアルバムはたったの2枚だけ。
BABYMETALを知らない人に話したとすると驚かれるのは間違い無いでしょう。
それは、こなしているライブの数に全く比例していないからです。
では何故同じ曲を何度も会場まで赴いて体感しに行くのか?
そんなのメイトからすれば簡単です。
何度同じ曲を演奏しようと一度たりとも同じように聞こえないからです。
SU-METALの歌声が日々進化して新たな味が加わるからです。
SU-METALに限らずYUI-METAL、MOA-METAL、神バンドが各ライブで進化や変化を見せているからです。
その辺の歌手なら、同じような決められた音程、変化の無いリズムを機械のように発し、それをファンはメロディを聞いてライブを楽しんでいると思うからだと思います。
それは作った曲に変化があってはならないという考えが元になっているからです。
当たり前と言えば当たり前ですが。
心当たりのあるアーティストグループが毎回曲の順番を変えるだけで同じ曲だけでライブを3、4年続けることを考えて見てください。
ゾッとしませんか??
どんなにその時売れて流行った曲でも、それを毎回ライブで聞くとなると結構な名曲じゃ無いと成立しないと思いませんか?
BABYMETALはそんな困難なことを日本でも海外でも飽きられることなくやっているのです。
特に『ギミチョコ!!』においてはこの曲が世に出されてからは99%演奏され続けている曲です。
この曲には歌詞のメッセージ性は特に込められていません。
言ってしまえば「チョコレート欲しい」「チョコレート食べたい」と言っているだけです。ですがBABYMETALの楽曲の中で一つも捨て曲はないと言い放っているKOBAMETALの言葉は嘘ではありません。聞けばわかります。それがBABYMETALの曲です。
表面的なものではなく何か深い穴にはまるような中毒性と心から鳥肌が立つようなサウンドが虜にしているこに気づくと思います。
BABYMETALについての熱が抑えきれなくて余談が多くなってしまったのですが、SU-METALは今年で20歳という節目を迎えます。
それは同じ年に生まれた私としては本当に光栄なことで幸せなことだとも思っています。そして同い年のSU-METALが世界へと羽ばたき、それもBABYMETALとしての立ち位置を確立させようとしているそんな姿を見ると尊敬しか言葉が出てきません。
「なんてすごい人物なんだ」と思ってから始まったBABYMETALを応援する人生は本当に楽しくて良いものとなっています。
そしてついに広島グリーンアリーナにて開かれる『SU-METAL生誕祭』。
今までのライブの中でも特に期待が膨らんでいます。
何が行われるのか。何を魅せてくれるのか。
大きな意味を持つライブに両日参加できる幸運は本当にありがたいものです。
2017年のBABYMETALもたくさんの夢をメイトに見せてくれました。
『SU-METAL生誕祭』では参加するすべての方が「感謝」と「祝福」を込めて見届けることを心から祈っています。
では、また👋