BABYMETAL〜本気の演出で魅了したSU-METAL生誕祭1日目〜
LEGEND-Sー洗礼の儀ー
SU-METAL生誕祭
12月2日(土)ついにSU-METAL生誕祭が広島グリーンアリーナにて行われました。
BABYMETALを知る全ての人がこの日を待ち望み、SU-METAL本人はその誰よりもさらに待ち望んでいた生まれ故郷での広島凱旋ライブであったでしょう。
今回のSU-METAL生誕祭では、これまで数々の海外公演に加えBIGアーティスト達との共演など、豊富な経験値を得たことによる音楽人生としての成長と20歳という節目を迎える人間としての成長を舞台上でどのように表現し魅せるのか、非常に期待と注目を浴びるライブであったことは間違いないと思います。
ライブ準備
私は今回、両日とも金キツネ参拝券での参加ということになりました。
SU-METAL生誕祭に参加する条件として「三種の神器」というものが配布されました。
⬆︎礼服の1つのペンダント
この3つが今回のライブでの礼装となり、これがないと入場が出来ません。
今回売られているグッズはあまり多くはなかったですが、私は実用性のあるバッグとちょっとイカしたバカ高い本を購入しました。笑笑
⬆︎表紙
⬆︎中身
どこかグリモワール書みたいでかっこいいなと思いました。😆
三種の神器の引き換えとグッズの購入が終わるとあとは開場するまで待つばかりですが、寒い。とにかく寒い。🤧
ただでさえ低い気温で体力消耗してるにもかかわらず、さらに冷たい風が吹いてくるので待機時間はとても苦しみました。この場にいた大勢の人たちも感じていたことだと思います。
ハプニング!?
「???」最初このメールに気付いた時はよく内容が理解できませんでした。
が、すぐに把握して落胆しました。
「BABYMETALが2人でパフォーマンス!!??」と驚きは隠せませんでした。
私は、頭の中では「曲の構成は?」「二人の配置は?」「YUIちゃんパートは?」「BBMは?」とぐるぐる高速回転してしまいました。😅
その反面、YUIちゃんの強い希望により二人でのパフォーマンスが実現し、中止にならなかったのはとても嬉しいことでしたし、YUIちゃんにも運営側にも感謝しか思うことはありませんでした。
演奏開始!
openingは紙芝居から始まるところはいつもと同様でしたが、内容が変化しており、その内容が
「絶望と希望、悪と善、生と死のように必ず反対概念というものが世の中には存在している。人々はかつて光という絶望を恐れていた。その光は20XX年に再度出現したが、それは絶望でも希望でもない光。それは大地を明るく照らした。人々はそれを救世主(メシア)と呼んだ...」のような話で、(記憶が曖昧な部分も多いですが😅)それが終わるとバックステージの大きな顔からSU-METALが降臨。(おそらく救世主(メシア))
ゆっくりと歩き動くステージに乗ると、シルク・ドゥ・ソレイユかのような音楽とキツネ達6匹がSU-METALを乗せたステージを爆音に合わせ引っ張り、メインステージまで来ると6匹のキツネ達は巨大な太鼓やらの楽器をそれぞれが派手に打ち鳴らし始める。
最後にはSU-METALが杖を持った腕をバックステージ側に向かって振ると、火花が会場を駆け抜けるようにして高速移動。
バックステージに到達した途端、「バンッッ!!!💥💥」と爆発し盛大な幕開けのopeningが終了。
1曲目:「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
openingの興奮が冷めやまぬ中始まったIDZ。初めから会場のボルテージは上がりきっていて1曲目にしてモッシュが発生しました。
2曲目:「ギミチョコ!!」
YUI-METAL不在によるYUI-METALパートのカバーはなんと観客達でした!
驚いたのは私だけではなかったはずです...
3曲目:「ド・キ・ド・キ☆モーニング」
動くステージに乗り会場の真ん中でパフォーマンスしました。
真ん中へと密集すればするほどに熱を帯びていく様子が感じられ、四方に向かってパフォーマンスをしてくれる気遣いも感じられました。
4曲目:「紅月(アカツキ)」
曲と曲の間奏部分でSU-METALが戦闘を披露しました。
貴重な場面を観れたことに感謝です。
5曲目:「GJ!」
MOA-METAL一人でのパフォーマンスでした。
YUI-METALがいない面をカバーするかのようなダンスのキレが見れました。
6曲目:「シンコペーション」
ここでもしっかりモッシュは発生していました。曲のテンポが速い分この時点で体力がなくなってきている方もちらほらと見かけるようになりました。
7曲目:「META!メタ太郎!」
会場全員での合唱は一体感があり、感動します。
イヤホンを取り会場の声に耳を傾けている時のSU-METALを見ると、なんとも言いようがないような表情をしていました。
8曲目:「NO RAIN,NO RAINBOW」
ピアノと弦楽器奏者による生演奏でのパフォーマンスでした。
さらに歌唱力をあげた透き通るような声とビブラート、少し涙ぐんでいる表情にこれでもかというほどの感動的な光の演出を加えたNRNRは今までのライブ史上最も長かったのではないかと言えるほどの拍手の長さでした。
これほどまでのアーティストへと成長したのかと直に強く感じれた場面でした。
9曲目:「4の歌」
この曲もMOA-METAL一人のパフォーマンスでしたが、YUI-METALがいないことでの負担の配慮でしょうか、煽りなどはなくいつものライブよりは短めで終わったような印象を受けました。
10曲目:「メギツネ」
ライブではもちろんフェスでも盛り上がる曲の定番としてあるこの曲でボルテージは最高潮を見せていました。
11曲目:「KARATE」
最近煽りが見られないKARATEですが今日も煽りは見られませんでした。しかし、最後の伸びる声はやはり素晴らしいなと感じました。
12曲目:「Road Of Resistance」
この日一番大きいモッシュができたのではないでしょうか。メインステージのスクリーンにはRORのMVのようにモッシュを作ろうと縁を広げているところが映されました。
直後激しいモッシュに巻き込まれたわけですが...笑笑
13曲目:「ヘドバンギャー!!」
『15の夜』のところのフレーズを『ハタチの夜』と言い換えて歌っていました。
曲の中盤、2人を乗せたステージが中央で止まるタイミングで「ヘドバンヘドバン!」
が始まったその光景はまさに宗教の様でした。
14曲目:「BABYMETAL DEATH」
曲の終盤SU-METALは演出上倒れこみ、何者かによってステージ上で貼り付けにされますが、観客を含むMOA-METALがSU-METALに向かってキツネサインをしながら腕を振り続ける。
そのままSU-METAL(救世主)は燃やされ天へと召される。
紙芝居に即した構成で長めのBABYMETAL DEATHでした。
15曲目:「THE ONE-Unfinished ver.」
キツネ面のライトが光会場中が光で満たされていきました。
会場からは「おぉ〜」とどよめきが沸いていました。
以上opening+15曲が1日目のセットリストとなていました。
ちなみに神バンドの衣装も観客と同じ黒で統一されていました。
最後に
もう他の誰にも真似のできない演出、演奏、パフォーマンスが集約された最高のライブだと思います。私自身両日参加できることが奇跡だとも思っています。
今日これから行われる2日目の生誕祭がどんなものになるのか。
期待を膨らましつつそれまで待ちたいと思います。
では、また👋